ウィフィツィ美術館


ウィフィツィ美術館。
ここはメディチ家の宝物庫である。







15年前は、10月後半というオフシーズンにもかかわらず、長蛇の列にひるんでしまい入場しなかった。
帰国後、収蔵品を知り、行かなかったことを後悔したのである。
しかし予約しなければ何時間も待たなければならない。
そのため6月3日にネットで予約した。2人で7,036円であった。
手数料など含めての美術館の入場料としては高いが、列に並ぶのも時間がもったいないし、もしキャンセルしても諦められる金額である。
2か月以上に予約しても割り振られた時間は13時45分。朝の時間帯とかはすでに予約が取れなかった。







美術館につくと案の定チケットを買うための長蛇の列。
入場制限もかかっているため、2,3時間は待たなければならないだろう。
入り口に行きバウチャーを見せると「3番の窓口へ行け」と指示され、3番の窓口に行くと、予約者専用の窓口だった。バウチャーを見ると13時過ぎにも関わらずすぐ発券してくれた。
そのまま入り口に行くと、時間前だが問題なく入場できた。
事前購入をしておいてよかった。













ごった返す入り口をかき分けてなんとか場内へ。
階段を上がり、展示場へ。
幅広い廊下があり左右に彫像が展示してある。天井の装飾も美しい。



















そのまま進んでいくと、左手が展示スペースとなっている。
そして混雑してる展示室に入るとボッティチェリ「春・プリマヴェーラ」が目の前に。
一瞬うろたえてしまった。
多くの人がいるため、ゆっくりとみることはできないが、ダビデ像と同様、美術で知る名画であり、その本物が目の前にあり、自分の目で本物を見たことで満足するのである。
しばらく見て満足し、奥へ進むと、そこには「ビーナス誕生」が。
この2点を見るだけで、フィレンツェに来たかいがあったとしみじみと感じ入った。
A4程度で印刷されたものではなく、畳一畳分のあろうかという大きさは、それだけで見るものを圧倒する美しさである。











































その他にもダ・ヴィンチの「マギの礼拝」、ミケランジェロの「聖家族」そしてダ・ヴィンチの「受胎告知」とすでにお腹いっぱいである。
そして2階におりて折り返すとカラヴァッジョの「イサクの犠牲」や、その他「メデューサ」「バッカス」なのこれでもかと展示されている。
知っている作品がこれだけ見ることができるとは、眼福である。















































































満足と心地良い疲労感、長いような短いような、圧巻の2時間であった。


Za-Za再び

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