ダビデとアンジェリコ


今日は美術館巡りの日
朝食後、まずアカデミア美術館へ。
ホテルから徒歩15分程度である。
ここにはダビデ像の実物が収蔵されている。(ベッキオ宮の広場やミケランジェロ広場のダビデ像はレプリカ
開館時間に合わせて博物館に到着するとすでに長蛇の列。
15分ほどで入館できた。







中央のスペースにはダビデ像がある。
15年前来たときは、象の横にモニターが設置されていて像の上から見た映像など流していたが、それはなくなったようである。
ミケランジェロ作、古代イスラエルのダビデ王をモチーフとした、あまりにも有名な彫像である。
美術や世界史の教科書など、誰もが見たことあるはず。
多くの観光客が像を取り囲み撮影している。
彫刻の美しさをゆっくり鑑賞する余裕はない。



















ほかにもミケランジェロの作品も展示されているが、面白いは奥の部屋にメディチ家が所持していた楽器が展示されている。
宮中で演奏されていたものであろう。
その中にストラディバリウスもある。
ストラディバリウスが希少で高価で、素晴らしい音を持つバイオリンであることは私でも知っている。
ここに収蔵しておくより音楽家に貸し出して使ってもらうほうが良いのにというのが感想である。


















































次はサン・マルコ美術館へ。
ここは元修道院を美術館にしている。
ここはフラ・アンジェリコとその弟子たちによりフレスコ画で飾られている。
アカデミア美術館と違い入場者も少ない。
ここも14年前に来ている。













1階は絵画などが展示され、中庭に出ると廊下の天井にはフレスコ画がある。
再び室内に戻り、2階に上がると、フラ・アンジェリコの「受胎告知」がある。
「受胎告知」は数多く描かれているが、この「受胎告知」は私の好みである。
修道士の居住していた部屋には、それぞれ数多く絵画が飾られている。
午前中は2つの美術館を回って終了。

























































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