マジェスティック・ホテルのジントニック


またもやオランダ広場からスタート。
こんどは北へ。
ゴールはセント・ピーター教会を目指す。
セント・フランシス・ザビエル教会からディスカバリーカフェを横目で見てブンガ・ラヤ通りを歩いていく。



セント・フランシス・ザビエル教会













ディスカバリー・カフェの壁面。
謎の日本語が(笑)



















NAGOYA(名古屋)という店名の衣料店
最先端のファッションなのか

途中、ニッサンGTRが私を抜いていった。
「日本でもなかなか見ない車なのに、2台つるんでか」ととっさにシャッターを切った。
この後、もっと驚く光景を見ることになる。

歩くこと20分、セント・ピーター教会に到着。
と、思ったら。
「予約した人しか教会の中に入れないよ」という看板が。
残念。
1710年の建立されたマラッカで一番古い教会である。
午前に行ったモスクや中国寺院、ヒンドゥー寺院そして教会、様々な宗教を受け入れ共存してきた歴史的事実がマラッカが国際都市であったことを物語っている。

































教会の前のにはオブジェが












教会の近くのマラッカ川の橋を渡るとカンポン・モルテンという古いマレー村がある。
ガイドブックに書いてあったので行ってみたが、古い集落があると期待していたのだが、残念ながら古い家屋を再現したものであった。
人気も無く、住宅展示場のようである。
拍子抜けしてしまい、ぐるっと一周して引き返した。































いい加減暑い、喉も渇いてきたので近くのマジェスティック・ホテルへ。
このクラスの高級ホテルだとBARがあるはずだし、なくてもロビーで休憩ができる。
私がホテルの敷地に入ると、何台かの車が連なって入って来た。
黄色のフェラーリを先頭にポルシェが数台。
先ほどのニッサンGTRも驚いたが、これにはもっと驚いた。
どの国でも富裕層はいるのはわかっているが、マラッカという街で、これほど車を持つということは相当な階級であろう。
だからマジェスティック・ホテルに来るのか。



マジェスティック・ホテル
奥のビルが宿泊棟、手前がメインでフロント、BAR、レストランになっている











なんというか、すごい光景である


さて、玄関を入ると左手にフロント、正面がロビー、右手にBAR。













まっすぐBARカウンターへ。
「ジントニックを1杯」
笑顔が素敵な女性のバーテンダーが慣れた手つきで作り、タンとカウンターに置いた。
一口。








ジンの香りとトニックウォーターの甘みが口に広がり、乾いた喉を滑り落ちていく。
これは美味い!
「Good Taste!!」と言うと、彼女は嬉しそうに微笑んだ。
ここで1枚!


先ほどのフェラーリ・ポルシェ組がロビーで待っている。
何気なくフェラーリのドライバーを見ていたら、BARの椅子から落ちそうになった。
彼が右肩から下げている一眼レフはNikonDf。
私と同じカメラである。
ボディだけで日本円で28万円するカメラであり、マレーシアでも安くはない。
発売されて4ヶ月程度経っていなく、それほどの個体数は出回っていないはずである。
「フェラーリにDfか・・・そこまで持つならLeicaにしてほしかったな」
彼女が「もう1杯いかが」と勧めてくれたが、充分満足したので(昼間から酔っぱらうわけにはいかない)丁重に辞退してホテルを出た。






































インド人街を覗いてオランダ広場へ、振り出しに戻る。


マラッカの夕陽Reprise

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