マラッカの夕陽再び


今日の夕陽をどこで撮ろうかと思案し、セントポール教会の丘から撮ることにして再び丘に上った。



ホテルの近くではナイトマーケットが始まっている





































ネコと遊びながら日没を待つ






「マラッカ海峡に沈む夕陽は美しい。」と沢木耕太郎は『深夜特急』に記している。
この1文で、どれだけの旅人がマラッカを訪れたことか。
丘の上で日没までの時間ネコと遊び、そして日没。
太陽は空を朱に染めて沈んでいった。
最後は水平線上に雲が出ていたため途中で隠れてしまったが、とても美しい夕陽だった。「マラッカ海峡に沈む夕陽は美しい。」













ホテルに戻り、荷物を置いて財布とNikonDfに35mmf1.8の単焦点レンズを装着し、身軽になり街へ。
夕食はニョニャ料理の店に入った。
マラッカを語るうえで「ババ・ニョニャ文化」は欠かせないキーワードである。
その昔、中国人男性とマレー人女性が結婚し、生活、文化、食事など独特の文化が形成された。
ニョニャ料理もその文化から生まれた料理である。
中華料理、マレー料理にハーブなどを使いスパイシーさを出している。
とても美味しくいただいた後、中華街へ。





















オタオタ(魚のすり身の包み焼き)







湯葉で巻いた春巻き







チリソースのかかった揚げ魚






夕方からジョンカーストリートは車の通行が止められ、ナイトマーケットとなっている。特別、何かを買うわけでは無いが、外国人観光客向けのカフェでギネスを1杯。
東南アジアの街では外国人観光客が集まる安宿街にこういう店が多い、外国人向けであるが、私はこういう雰囲気の店が好きである。
こういう店の食事は美味しいと思わないが、欧米人観光客からすれば慣れた味を食事を提供し、居心地の良い場所である。
その一角でビールを飲んでいると、旅をしているなという気分になる。

















































ビールを飲んだ後はマラッカ川へ。
派手はトライショーは、夜は電飾でさらに派手に。
こうなると笑ってしまう。
マラッカ川沿いもカフェ出て、ライトアップされている。
人工的に作られたものであるが、撮影しながら歩くには良い気分である。
昼とはまた違う風景である。













































モロッコ川沿いはなかなか良い雰囲気である































オランダ広場とセントポール寺院

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