コーチン~旅の終わり


今日の夜のフライトでシンガポールに飛ぶ。
空港までタクシーで50分程度かかるので、19時に空港までのタクシーの手配を依頼し、街へ。


何処へ行くという目的はないが、人の集まるところだと写真も撮れそうだということでエルクラム駅へ。



















ホテルから10数分ほど歩いて駅に到着。
構内に入ると多くの乗客が列車の到着を待っている。


























そこに長距離列車が到着した。
列車編成を数えてみると23両もの客車をつないで運行している。
日本の鉄道とはスケールが違う。



どの列車も長い編成である





























































旅先で駅に行くのが好きである。
人が移動する風景を見るのが好きなのかもしれない。
自分でもよくわかっていない。
でも、バスターミナルには、わざわざ人を見るために行くことはしない。
鉄道の駅でないとダメなのである。









仲良くなったホテルの駐車場の誘導係


















昼、ホテルをチェックアウト。
夜まで荷物を預かってもらい、三度、フォートコーチンへ。
今日は日曜日ということもありメイン・ジェッティーの窓口には多くの人が並んでいる。

























流石にチャイニーズ・フィッシング・ネットはもういいと思い、昨日行った香辛料の問屋街のほうに向かったが、日曜日で問屋街はほとんど休み。















日曜日の礼拝













結局、昨日の道を逆戻りするように海に向かって歩いて行く。
歩きながらカメラをかまえ、人の営みの一瞬を切り取らせてもらう。

























































パパイヤの木







クリケットは何度見てもルールがわからない


そうこうするうちに雨が降り出してきた。
かなり強い降りになってきた。
今回の旅はほとんど雨に降られなかったが、「水」を巡る旅、最後は「雨」で終わる。
これもいい区切りである。






































エルクラムに戻り、ホテルに戻る途中に映画館があった。
空港に向かう時間まで余裕があるので、インド映画でも見ようかと入り口に行った。
上映している映画は「Once Upon A Time In MUMBAI」・・・どこかで聞いたことのあるタイトルである。
言葉がわからないのでコメディなんかのほうがいいが、これしか上映していないのであれば仕方がない。
で、チケット売場に行くと長蛇の列、料金は80ルピー、100円程度である。やはり、安い。しばらく並んでいたが、まったく動かない。そのうえ上映時間もわからない、待ち時間と上映時間を考えたら空港に向かう時間に間に合わないかもしれない。
しかたがなく諦めた。

































とても親切だったホテルスタッフ






土砂降りの中、空港に向かう。
搭乗時刻は23時30分、人気のない空港を搭乗ゲートに向かう。
途中、DUTY-FREE SHOPの案内パネルのデザインはチャイニーズ・フィッシング・ネットとカタカリ・ダンスだった。








さて、これで南インドともお別れである。
いつものように「そうさ、また来るさ」とおまじないを唱え、搭乗。
シルクエアー476便シンガポール行きは定刻どおり離陸した。



リトル・インディア

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