北へ


「ちょっと北に行くね」
30分程走らせると遠くまで見渡せる場所に出た。
「ここは、観光客もあまり来ないね。」
車を降りて深呼吸。





















この三角形の籠は何?



















ここでもブタを飼っている







村の雑貨屋







瓶の中はガソリン・・・バイク用
























遠くに見えているのはバリ島一番の高峰パトゥカル山である。









椰子の木の後ろがパトゥカル山












そこからしばらく走ると、「この家面白いよ」と車を止めた。
マデさんの指さす方向を見て絶句してしまった。
田圃の中の一軒家である。
「う~ん、これは」

壁から鳥頭が、ベランダは翼の構造になっている。
「マデさん、ガルーダに見立てているのかな?」
「たぶん」
でもガルーダにしてはリアルすぎる。
じっと見ていると、それこそ鳥肌が立ちそうだ。
謎の家を後にして走ること30分。







バリ島、第2の大きさのブラタン湖に到着。
例によってマデさんは駐車場で待っているとのこと。
公園があり、そこでも祭礼が行われている。
そこを抜けて湖に出ると、湖上に浮かぶウルン・ダヌ・ブラタン寺院が見えた。
とてもバランスの良い美しい塔である。



























ここから寺院



















とてもバランスの良い寺院である

























日本人や東洋人の観光客はまったく見なかったが、欧米系の観光客はとても多い








































































ブラタン湖を後にして走っていると、前を3台の車が走っている。
ブラタン湖に来る時も見かけたが、これはドイツ軍が第2次世界大戦の頃仕様していた軍用車で、キューベル・ワーゲンである。
もちろんレプリカであろうが、運転してみたい。



キューベル・ワーゲンのレプリカ、運転してみたい
前と真ん中の車両、リアタイヤの泥はね防止カバーにはVWのマークが























ここから南に下り、タマン・アユン寺院へ。
ここは近年世界遺産に登録され、周辺も急ピッチで駐車場の整備がされている。
以前は門の前まで車を乗り入れることができたが、今は離れた所の駐車場が整備され、そこから歩いて行かなければならない。
入場料を払って入ると広い庭が広がっている。































タイミングがあったためか、日本人の数人の小規模ツアーが何組もいる。なぜ、遠目に日本人とわかるかというと、服装が日本で着ているのと同じであること(中国や韓国とは違う)、もう一つはガイドが某大手旅行代理店のロゴの入ったアロハシャツを着ているためである。






門をくぐり、寺院の敷地内に入るが寺院は水路に囲まれて塀越しにか見ることができない。
どうやら中に入れるのはネコだけのようである。





















ネコは入れるようだ

















































敷地内にある闘鶏場






本日の最終目的地のタナロット寺院へ


Bali's Sunset

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