アヤ・ソフィアとスルタンアフメット・ジャーミィ


アヤ・ソフィア。
キリスト教の教会であり、イスラム教のモスクでもあったこの建物は現在は博物館として多くの観光客を集めている。















入場料は25トルコリラ(約1,150円)






6年前は内部が改修工事中であった。



















今日も多くの観光客が来ている。













アヤ・ソフィアには一つ思い出がある。
ドームの上部にある、マリアのモザイク画である。
1990年、初めてトルコに来たとき、アヤ・ソフィアのこのモザイク画を撮影したが、もともと暗いので絞りを開放にしても1/2秒程度のスローシャッターしか切れないうえ、ズームレンズの望遠側を使用しないといけないため、ブレた写真しか撮れなかった。
2006年、この時はISO100のポジフィルムだったが、90mmの単焦点レンズを使い、f2.5絞り開放、シャータースピード1/15で3カットを撮り、最後のカットでブレていないマリアを撮ることができた。
その時、指先の感触で3枚目は大丈夫だと確信したことをよく覚えている。
そして今回、相変わらず暗いがデジタル一眼だとISO3200まで対応し、その上、手ブレ補正機能を組み込んだレンズなので、余裕を持って撮影することができた。



これが、そのモザイク画




































時代は変わったことを実感する。



スルタンアフメット・ジャーミィ










































アヤ・ソフィアの後は向かいのスルタンアフメット・ジャーミー(ブルー・モスク)へ。
こちらも観光客であふれている。






































ちょうどアザーン(お祈り)の時間であったので、観光客は外で待っている。
イスラム教のモスクは、国によってデザインが異なるが、私はトルコのジャーミィ(モスク)が好きである。
丸いドーム、尖ったミナレット、バランスがよく美しい形をしている。

























このモスクは観光客が入れる場所は限られている。
それでもモロッコではモスクに入れなかったので、十分満足である。












































昼食の後もイスタンブール市内散歩は続く。















伝説のプディング・ショップは健在である

次はグランド・バザールへ。
別に買いたいモノはないのだが、どのように変わったのか気になったためである。
入ってみると、液晶テレビの誘導表示が設置され、全体に整然とした雰囲気になっている。
もともと、ここは地元の人はほとんど来ず、ほとんど観光客である。
迷路のようなグランド・バザールだが、観光客にとっては分かりやすくなったのである。



































































グランド・バザールを後にして再びガラタ橋へ。


イスタンブール夕景

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