新北投温泉へ


民権西路駅から地下鉄で新北投へ。
ここは台湾有数の温泉街である。
ここには共同浴場がある。



北投駅で乗り換え







新北投駅行きはラッピング電車







風呂桶型のテーブルは温泉案内






温泉に向かって歩いているとカップルが撮影中であった。
この後も2組の撮影を見かけた。
ここは撮影名所でもある。
京都の祇園白川で観光客が舞妓さんの姿で記念撮影するのと同じだ。








































共同浴場











共同浴場の入浴料は40NTドル。
浴場内は撮影禁止。
階段降りると10m×5mの楕円の湯船が3つあり、その一角にコインロッカーがずらずら並び、その隣のシャワールームで着替える。
混浴で水着着用である。
湯船は下から「ぬるめ」「適温」「熱め」となっている。
「熱め」の湯船のみ半分屋根がかけてあり、それ以外はすべて露天風呂である。
身体や髪を洗うことは禁止されている。
どの湯船も20人前後入浴中。
私も水着に着替えてぬるめの湯船につかる。
白く濁っていて硫黄の香りがする。
38度ぐらいだろうか、久しぶりの温泉、気持ちが良い。

私がつかっている横に40~50歳ぐらいの女性4人が入ってきた。
日本人観光客である。
「水着着るなんて何年ぶり。」
「なんか恥ずかしい。」
「日本人がいなくて良かった。」
と、はしゃいでいる。
横に私がいるのですが・・・
「大丈夫、だれもオバサン達に関心をもちませんよ。隣のナイスバディのビキニのお姉さんのほうがはるかに魅力的です。」と言いたかった。
熱い湯船に行ったり、ベンチに座って身体をさましたりすること30分、充分にあたたまった。やはり温泉は気持ち良い。



こちらは温泉博物館







外観は民家風




































駅に戻る途中にありました「加賀屋」。
石川県和倉温泉にあり、「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で33年連続総合「1位」という名旅館である。
その加賀屋が、日本流の「おもてなし」を武器に台湾に進出したのが2010年12月のこと。宿泊料は日本並みなので台湾の物価からするとかなり高い設定である。
台湾の高額所得者なのか日本からの客が中心なのか、開業から1年、気になるところである。
前を通りかかると、仲居さんが玄関で客を迎えていた。
ちゃんと着物を着ているし、おじぎをしている。
台湾人それとも日本人?遠くなのでよくわからないが、加賀屋の「おもてなし」は徹底されているようである。











































次は淡水へ。
いそがしい、いそがしい。



淡水の夕陽

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