バンコク行き


12月中旬に一通のメールがきた。
バンコク在住の友人K君からだった。

L嬢と結婚することを決心したので、3月にバンコクで式を挙げる予定である。
ついては結婚式の出席してほしいという内容だった。

K君は「啓旅社」というサイトを開設していて、私とは1996年からの知り合いという長い付き合いである。
年は一回り以上離れているが馬が合うというのか長い付き合いをさせてもらっている。
当時「yahoo」で「海外旅行」で検索をかけると9件しかなかった牧歌的な時代であった。
3月中旬、うまくスケジュールの都合がつきそうな日だったので「喜んで出席させてもらいます。」と返信をした。
L嬢とも何度かお会いしたことがあるしドンムアン空港までL嬢の車で送ってもらったこともある。
http://www.ne.jp/asahi/travel/ogawa/myanmar/myanmar13.html
明るくて素敵なお嬢さんで私は大好きです。


年が明けてから招待状も届き、K君からもメールでいろんな案内がきた。
その中で宿泊ホテルの手配をどうするかというのがあった。
一つは式を挙げるザ・ペニンシュラ、もう一つは2次会の会場でもあるアスコット、後は自分で手配ということであった。
ザ・ペニンシュラ・・・香港のペニンシュラグループのホテルであり、一流ホテルである。
今回、K君の結婚式の式場ということもあり、こういうことでもないと泊まることもないだろうと予約をお願いした。

そして彼からメール。
「ogawaさん、スピーチお願いできませんでしょうか。日本語でかまわないですが、司会者がタイ語に通訳しますので事前に原稿を司会者のほうに送ってほしい。」
私がスピーチ・・・辞退させてもらおうと思ったけど会社の上司でもなく大学の先輩でもない私が喋るのも一興かな?、と思い引き受けることにした。
結婚式のスピーチは結構経験したが、いつもキーワードだけでアドリブなので、今回のように原稿を書くのは初めて、加えて通訳が入るのでワンセンテンスを短くという制約もある。
後日、四苦八苦して書くことになる。


前日、荷物の準備。
持っていく服は、式に参列用の服、関空までの早春の服、バンコクの夏の盛りの服など複数。靴だけでもサンダル、デッキシューズ、タッセルと3足。2泊4日という日数でも荷物がとても多い。
まーしゃーないか。

タイ航空621便は定刻どおりに関空を離陸。
機内はガラガラ1/3ぐらいの搭乗率。
私の横2席も空いている。

約4時間でマニラ・ニノイアキノ空港に到着。
1時間トランジット。

昨年5月マニラへ来たことを思い出した。
マニラ到着時はイミグレーションで長蛇の列、帰国時も長蛇の列でフライトぎりぎりになって空港内を走ったのでほとんど記憶にない。

トランジットルームから空を見上げると夏の空だった。

去年、雨季にはいる時期にマニラにきたのでどんよりした空ばかり見ていたので抜けた青空はいいなぁ。
今度はこんな時期に来て見たい。


そうこうするうちに再搭乗。
搭乗率は100%。

4時間でバンコク・スワンナブーム空港に着陸。
着陸したが沖止めのまま止まってしまった。
「?」
動く気配がない。
しばらくしてからアナウンス。
「当機が駐機予定のブリッジにおいて前の航空機が出発していないためしばらく待機となります。」
「おーい、自国のフラッグシップのキャリアでこれか。やっぱりタイだな。」と妙に納得した。結局30分も待たされることになってしまった。
今回は送迎車があるので、同じ便や同時刻着の結婚式の出席者がそろったところで市内へ。


今回、宿泊ホテルは結婚式会場でもある「THE PENINSULA」。

チェックインして前夜祭の会場であるサヤームにあるタイスキのコカ・レストランに向かう。



















すでに宴会(?)は始まっており、主賓のK君とL嬢と挨拶を交わしてテーブルへ。













何年ぶりかでお会いする人もいれば、ネットでは知っていても会うのは初めての人もいる。













私はちょっと疲れていたので途中で失礼して、ホテルに戻った。

ホテルのBARでカクテル飲んで部屋に戻った。
































明日、婚約式は7時20分からホテルのガーデンテラスで執り行われる。


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